光ディスク IC
!動作説明
(1) ch1∼3 ドライバ(スピンドル以外のドライバ)
BA5974FP
I1
BUF1
C1
F
R SW1 SW2
L
L OFF OFF
F
INTER−
FACE
R
SW 1
SW 2
A
R1
OUT1
OUT2
L
H OFF ON
H
L
ON OFF
H
H OFF OFF
BUF2
I2
H・・・2.4V以上
L・・・0.5V以下
5V
F(R)
0V
入力
R(F)
0V
Fig.2
Fig.3
出力 Vref
0V
1V / μs
Fig.4
OUT2(1)
OUT1(2)
デジタルサーボ IC からの入力を Fig.3 に示します。フォワード入力信号(H レベル 2.4V 以上)が入った時は SW1、
リバース入力信号が入った時は SW2 が ON します。(Fig.2)
その際、定電流 I1が RC に流れ込み入力波形の DUTY に応じて積分波形をつくり、BUF1、BUF2 で BTL 出力します。
(Fig.4)
フォワード入力(またはリバース入力)で H レベルを保持したとき、A 点の DC 電圧は、
I1×R1!3.0V(リバース側は -3.0V)
が Vref に対して生じ、出力端子間に 6.0V 生じる設定となっています。
時定数は R×C=3.0µs
の設定としています。これは A 点(4、7、22pin)に外付けで C を Vref との間に挿入することにより大きくできます。
なお、電気的特性における定電流値(ICONST)は、Fig.2 の I1、I2 を示します。
(2) ch4 ドライバ(スピンドルドライバ)
入力形式としては BIAS 中心の振幅を想定しています。レベルシフト回路は 27pin に加えられた BIAS 電圧中心の前段
アンプ出力を Vref 中心の正負の振幅に変換します。レベルシフト回路の出力はバッファアンプにより BTL 出力されま
す。
入力インピーダンスを高めに設定しているため外付け RC でフィルタが組めるようになっています。
また、26pin を外付け抵抗を付けて入力することにより、ゲインを変えられます。
(例)2 次のフィルタの場合
サーボ出力
100k
190k
2.5V
Fig.5